なぜ独自性がノイズを生むのか
なぜインジケーターや独自の相場分析がうまく機能しないのか?
おそらく多くのトレーダーが通る道だと思います
「さまざまなインジケーターを、異なる数値や組み合わせで使う」
「自分が引いたラインが全く機能しない」
なぜこの様な事が起こるのか?
その理由はシンプルに「誰も見ていないから」です
なぜ独自性がノイズを生むのか?私の考えをお伝えします
市場の総意がどこに向くのかを意識する
RSI、MACD、ストキャスティクス……そしてMAの数値もすぐ変更する
流れを無視したラインの引き方
知識のある中級者でも陥りやすい罠ですが、常に意識すべきことは——
「もし世界中のトレーダーの中で自分しかこれを見ていなかったら、、、」
その答えはわからない。でもわからないからこそ総意が向く場所を意識する
これは非常に大事な考えです
スポーツの世界で考えてみましょう
なぜスポーツではオフェンスとディフェンスが成立するのか
それはその分野における基礎基本があるからだと思います
基礎基本とはその分野における洗練された型なわけです
それをもとに駆け引きが生まれスポーツとして成り立ちます
プロ選手が素人の動きを逆に読めなくなるのは、独自性が強すぎるためです
短期勝負では勝敗がブレることもありますが、長期的には洗練された型に勝つことはできません
トレードの世界でも同じことが言えると思います
独自性の強さは逆に言えば洗練された型を無視したやり方とも言えます
目線が重なることで強くなる
「みんなが見ているものは何か」
ダウ理論、ロウソク足、波形、ライントレード、MAであれば20~25の数値など
名著や有名な理論を学ぶのも、有効な手段です
これらは最もポピュラーでありみんなが意識している可能性が極めて高いです
分かりやすい=トレードしやすいに繋がります
また、負けトレードになっても振り返りがしやすいです
芸術は模倣から始まる
「学ぶ」の語源は「真似る」と言われています
現在抱えている問題も、過去に誰かがすでに解決していると私は考えています
「人は見たいものしか見えない」
みんなが同じものを見ているにもかかわらず勝つ人と負ける人が生まれる理由は
見たいと思うものが違うからです
市場が、勝つトレーダーが何を見たいと思うのか
それらを模倣することが勝ちトレードの第一歩だと思います
参考になれば幸いです
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